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食品メーカーの仕事内容28選!職種別・完全解説

食品メーカーの仕事と聞いて

「商品開発の仕事」

「食品スーパーのバイヤーへの営業」

といった仕事内容を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

わた

でも実際は、もっと多くの種類の仕事があります!

私は新卒で入社する際に食品メーカーの仕事内容を詳しく調べようとしましたが、ネットや本を見ても、より具体的な仕事内容を知るのは難しかった記憶があります。

実際のところ食品メーカーに入社すると、業務内容によって求められるスキルが異なります。

この記事では

「食品メーカーで働いてみたい」
「自分に合った仕事内容の職場で働きたい」
「未経験でも食品メーカーに入れるか知りたい」

そんな人のために、飲料メーカーの具体的な仕事内容について、28の職種別に解説します。

職種別の仕事内容を知れば、自分のやりたい事と任される仕事のミスマッチが少なくなり、納得して働くことができます。

気になる職種について、情報を深堀りして知っておきましょう。

この記事を書いた人!
わっきー

・食品メーカーで15年働いた経験有り
・Fラン留年から東証1部上場企業へ就職成功
・業界の表も裏も知り尽くしています

目次

量販営業

食品メーカーの営業のメインは、ほとんどの場合、スーパーやコンビニ向けの量販営業です。

主な仕事内容は以下となります。

・スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど小売店バイヤーとの商談
・見積もりや提案書の作成
・店舗での陳列作業など体力仕事

食品スーパーへの営業

卸問屋を経由して、食品スーパーに商品を販売します。

大きな取引先はライフヤオコー等です。

メインの仕事はスーパーのバイヤーとの商談です

どんなにメーカーが良い商品を作ったとしても、バイヤーに採用されなければお店に商品は並びません。

飲料メーカー営業の仕事は、商品とお客さんの接点を作る仕事となります。

実際に自社商品を買うのは一般消費者であり、スーパーのメインターゲットとなる主婦層にウケるような商品や企画を提案することが求められます。

ドラッグストアへの営業

食品メーカーにとってドラッグストアは近年売上比率が伸びつつある、重要な得意先です。

主な営業先はウエルシアマツモトキヨシなどです。

仕事内容としては食品スーパー向けの営業とほとんど変わりません。

バイヤーとの商談がメインの仕事で、問屋を介して商品を販売します。

昔に比べ、ドラッグストアが食品を大量に販売するようになっている理由は

・食品を売ることでの売上の多角化
・客寄せし、利益率の高い医薬品や化粧品を売る
・食品スーパーやイオンのような大型小売店からお客さんを奪う

などがあり、実際に大手ドラッグストアの売上は右肩上がりです。

食品はスーパーと遜色ないくらい安く販売しており、加工食品は大容量での販売も多くなります。

ラウンダーの仕事

「ラウンダー」とはスーパーやドラッグストア、イオンなどの大型量販店を車で周り、店舗の方とコミュニケーションを取りながら、自社商品を目立たせる売り場作りをするお仕事です

食品メーカーの営業は商談が主な仕事なので、得意先の店舗に毎日足を運ぶことはできません。

そのため自社商品を目立たせたり、素早く売り場に出すようなメンテナンスまでは手が回せないのが現実です。

そこで必要となるのがラウンダーです。

・新商品や既存商品の陳列
・キャンペーンや企画の盛り上げ
・店舗の担当者とのコミュニケーション

これらを行うことで、メーカーを助けます。

仕事自体は未経験からでも可能で、正社員だけでなくパートでの勤務形態も多いです。

お給料は低めですが、スーパーなどへの営業は10時〜16時くらいまでの間に行うのが常識ですので

・労働時間が短い
・時間の自由がききやすい

といったメリットがあります。

コンビニへの営業

コンビニにとって食品は主力です。

小売店への営業と同じく、こちらもバイヤー相手の商談が主な業務です。

最も薄利多売となりやすい売り先ですが、食品メーカーにとっては広告塔となるような重要な売り先です。

コンビニ利用者は男性の比率が高い為、それも考えた上での提案が求められます。

大手のセブンイレブンファミリーマートローソンでは、1品採用が増えるだけで、なんと億のお金が動きます。

食品メーカーの命運を握る、責任も大きい営業先です。

業務用の営業

外食チェーンや居酒屋に対して、自社商品を使ってもらうように営業するのが業務用営業部隊の仕事です。

酒メーカーを例にすると、キリンアサヒサントリーなど「お酒」を取り扱うメーカーは、業務用営業の比率が特に高いでしょう。

チェーン本部や居酒屋に実際に通って商談し、店舗に訪れるお客さんにいかに料理と自社商品を一緒に注文してもらうか、満足してもらうか、といった企画提案をします。

ECサイトへの営業

アマゾン楽天市場などのECサイトに自社商品を掲載してもらうための営業です。

商談相手はECサイトの食品カテゴリーのバイヤーや、食品卸問屋のECサイト担当者です。

問屋の中では伊藤忠食品がECに強く、様々な得意先との繋がりがあります。

長年、食品の購入先は「食品スーパー」などの一般小売店でした。

しかし近年は、ECサイトから食品を購入する人が多くなっています。

理由は

・重い商品を家まで運んでもらえる
・スマホの普及
・ネットショップ利用率の増

など様々あります。

またECサイトは、賞味期限が短くなった商品、終売となった商品を安価で大量に買付けてくれる為、食品メーカーにとっては処分品の販売先としても、大きなメリットのある取引先となります。

カタログ・冊子への営業

掲載するカタログ・冊子の例としては、生協カウネット、配送業者の冊子などがあります。

営業の仕事としては、バイヤーへの商談もありますが、食品卸問屋に代理商談してもらう機会も多く、問屋さんとの関係をしっかり築いていくことがメインの業務となります。

ECサイトと同じく、伊藤忠食品がカタログ・冊子といった売り先に強いです。

特に生協は売上規模が大きく、伸びしろのある重要な得意先となります。

理由としては

・外食ができない
・育児中で買い物に行けない
・冷凍食品が買える

といった、近年の消費者の課題に応えられる業態であることが大きいです。

メーカー営業にとっては、一度商品が掲載されてしまえば大きな売上を獲得できるおいしい得意先です。

しかし「食の安心安全」に特にこだわる業態のため、商品成分を細かく報告するなど登録作業が大変なところがネックとなります。

企業売店への営業

大手企業の工場内には、従業員向けの売店が存在します。

そうした売店に向けて商品を見積もり卸すための営業です。

商談相手は相手会社の総務や購買、または代理の帳合業者などです。

物流は問屋を介して行うことも、自社配送で行うこともあります。

企業売店でよく売れる商品は、主にコーヒーや栄養ドリンクやお茶で、特にコカコーラ伊藤園のような飲料メーカーにとって大きなチャンスのある得意先と言えます。

海外での営業

商社や現地小売店に対し自社商品を販売します。

英語を中心とした言語は当然話せたほうが良いですが、通訳付きで業務を行うこともあります。

また現地駐在となった場合は、赴任手当として年収も高額となります。

少子高齢化により、国内の食品販売は徐々に頭打ちとなってきています。

そんな中伸びしろなのは海外事業です。

特に東南アジアなど、経済成長著しい国での事業成功は食品メーカー各社にとっては非常に重要であり、営業人材も求められています。

反面、紛争や通貨危機などのリスクが高いのがデメリットです。

健康食品販売

小売店に向けて営業する場合は、バイヤー商談が主な仕事となります。

また健康食品という特性上、リピート率が命の為、大抵の場合公式サイトでの通販事業の仕事があります。

こちらでは企画販売、またコールセンターでお客様に対応する営業業務が有ります。

少子高齢化の中で、食品メーカーの伸びシロは「海外」と「健康」にあります。

これからも健康食品はメガトレンドに乗り、需要が拡大していくと予想されます。

内務職

内務系の仕事は以下の6つです。

人事総務

人事は、人材の採用や各拠点への配置、教育を行い、勤怠や給与管理を行います。

また大手の食品メーカーは全国転勤が多いため、特に春と秋は社員の転勤に関わる業務も増えます。

人事は直接就職応募者と関わる存在であり、企業の顔と言えます。

特に食品メーカーは、楽しい商品を売るイメージが大切ですので、明るくコミュニケーションを取れるタイプの人が比較的向いていると言えます

人の採用や成長に関われる点にやりがいが生まれやすいでしょう。

総務の仕事は、会社の備品管理、来客対応、社内のイベント企画など、多岐に渡ります。

会社によっては、人事と総務の仕事を同時に担当することもあります。

経営企画

経営企画は会社が将来どんな方向性を歩むか決める、リーダーのような存在です。

本来は社長や役員が決めても良いような重要事項を社内提案していく為、優秀で論理的思考力に優れた人が主に務めます。

会社として力を入れるべき方向性、ゴールを決めたら、そこに至るまでの課題をクリアする方法を次々と社内提案していきます。

経営会議用の資料作成やプレゼン、社内調整などが主な業務となる場合が多いです。

経営企画と聞くと花形的な仕事に思えますが、意外と裏方の作業が多くなります。

自分自身が会社の舵取りをできるため、大きなやりがいがあります。

食品業界は薄利多売の商売で、国内人口も減少しています

大きな課題を抱える業界ですので「海外」「健康」「SDGs」といったキーワードを意識し、生き残りを図る戦略をいかに描くかが求められるでしょう。

経理・財務

会社を経営する上で、会計業務は必ず無くてはならないものです。

ざっくり言うと、会社のお金の管理をする部署ですね。

経理は会社の現在や過去のお金を計算管理し、表にまとめる様な仕事で、簿記の知識は必須と言えます。

具体的に言うと、貸借対照表や損益計算書の作成など、会社の核となるお金に関する情報を扱います。

財務は経理とは少し違い、経理の計算したお金の情報をもとに、資金調達をする役割があります。

こちらは未来のお金に関する会計業務と言えます。

具体的な財務の仕事としては、銀行から融資を引いたり、会社の資産運用をする業務があります。

マーケティング

マーケティング部は、自社商品のブランド育成や新商品開発に関わります。

トレンドを調査し、社会からどんな商品が求められているのかを考え、商品の発売まで進める部署です。

商品開発やパッケージデザイン決定に関しては、取引先企業との連携も重要ですし、何かと社内の営業現場ともぶつかりやすい部署の為、調整・交渉能力が求められます。

また自分が関わったブランドの商品が実際に店頭に並ぶ喜びは、大きなやりがいとなります。

広報

主に大企業には専属の部署がある広報。

その仕事内容は、自社と社外の様々な人を繋ぐ、企業イメージに関わる重要なものです。

自社の看板を背負い、HPでのプレスリリース、メディア対応、逆にメディアに対してのアプローチなど仕事は多岐に渡ります。

最近では、企業公式SNSの運用なども重要な役割となりつつあります

食品で言えば、ネスレのミロがSNSでバズを起こした結果欠品となった騒ぎもあり、SNS発信の重要さは年々増してきています。

また広報部は、社外だけではなく、社内広報も担っています

自社の社員が働きやすく、一体感を持てるように、社内報を作成したり、自社の共有サイトに他部署の情報や社会貢献活動をアップするなどの仕事も有ります。

お客様相談室

会社を代表してお客様からのご連絡にお応えする仕事です。

商品のパッケージの裏などに電話番号が書いてありますが、そこに電話をかけるとお客様相談室に繋がります。

内容は主に

・中身に異物が混入していた
・なんだか味がおかしかった
・商品が破損していた
・液漏れしていた

などのクレームが多いです。

自社に配送部門を抱えているメーカーの場合

・配送トラックが違法駐車をしていた
・運転マナーが悪かった

などのクレームがあります。

他にも、この商品はどこで売っているかといった問い合わせなどもあります。

かなりメンタルが強くないと務まらない仕事かと思われがちですが、商品や社員に対するお褒めの言葉もあります。

クレーム自体も会社に期待してくれていたからこそ、失望したという側面もあります。

まずは誠実に、真摯にお客様の声に耳を傾け、意見を聞き、丁寧な説明を心がけることで、逆にファンになってくれるお客様もいます。

クレーム自体は会社を正しい形に保つ貴重なものです。

それを誠実に受け取め、より良い会社にしていくプロの仕事、それがお客様相談室です。

物流部門

物流の仕事は主に以下の4つです。

原料調達

例えば紅茶のメーカーであれば茶葉、コーヒーのメーカーであればコーヒー豆といった原料が必要となります。

原料調達の担当者は、生産者と価格交渉し、商品を買い付け、製品の製造に貢献します。

なお原料調達においてコストダウンは重要なミッションです。

大手食品メーカーは同じ商品を大量生産する必要があるため、原料の安定供給にも気を配る必要があります。

物流管理

商品によってどれくらいの数量を使用するかを営業現場などから聞き取り計算し、欠品無く円滑に商品をまわすことを目的とした仕事です。

主に社内の連携が仕事のほとんどとなり、商品が潤滑に流れるように働くパイプ役と言えます。

とはいえ毎回、商品の受給がうまくいくことはないのですが、失敗したら改善を繰り返し、欠品を防いでいくという、主に守りを担当する部署です。

生産管理

物流管理と多少かぶりますが、どの商品をどれだけ生産するか予測を立てて、生産計画を立案、実行する部署です。

売れるからと多く作りすぎてしまっては、商品が余り、赤字となってしまいます。

逆に少なく作りすぎると、需要はあるのにすぐに欠品してしまうなど、大きな売上ロスを作ってしまいます。

営業現場からすると、商品は適正量あって当たり前と思われてしまいがちですが、生産管理の役割は会社の利益に直結する重要なもので、バランス感覚や社内調整に優れた人が向いている仕事と言えます。

受発注担当

食品問屋や小売店からの注文をもとに、自社の配送部署に対して、どの商品をいつまでにどれだけ運ぶか連絡をします。

特に発注が立て込む午前中が忙しくなりやすく、得意先の受発注担当者や社内の営業、物流管理部署との連携も求められる仕事です。

注文の受け方はEDIと呼ばれるオンライン発注や、FAXの場合もあります。

電話をする回数も多いです。

正確に期日通りに自社商品を運ぶための、大事な役割です。

倉庫作業

生産された食品の受け入れ、在庫管理、流通加工、仕分け、出荷などを一手に引き受けます。

業務内容は幅広いですが、荷役と呼ばれる商品ピッキングや運搬をするなら、フォークリフトの免許が求められます。

また出荷するドライバーに関しても、フォークリフトの運転はほぼ必須です

ドライバーは配送計画をもとに、効率的な出荷・荷降ろしが求められます。

商品を乗せたパレットは重量もあるため、作業事故など起こらないよう注意が必要となります。

研究職

研究職は主に以下の2つとなります。

商品開発

商品開発とは「新たな味覚を創造する」仕事です。

マーケティングで決定した商品コンセプトを元に、原料や製造方法を考え、試食や調整を繰り返し、理想の味に近づけていきます。

その上でモニター調査を行い、さらに改善を繰り返していくという流れです。

商品開発の仕事に就くには、栄養学の知識が必要となります

資格としては「栄養士」「栄養管理士」などです。

そのため新卒では大学で専門知識を学んだ人材、また転職市場では実際に食品開発の実務実績がある人材が求められます。

基礎研究

より魅力的で需要に応えられる商品開発に至る為に、基礎研究の下地は必要です。

例えば現在では市場の健康トレンドにより「特定保健用食品(トクホ)」「機能性表示食品」の需要があります。

食品に使用する成分が、人の体にどのような健康効果を生むのかなど、根本的な研究が主な仕事です。

農学、化学、生物学など理系の分野に携わってきた人材が求められます。

工場

製造工場は、メーカーの自社工場、またはメーカーから委託を受けて製造する工場があります。

製造工程

製造の仕事は、慣れるまでが大変ですが、一度仕事を覚えれば比較的誰でもできる職種となります。

求められるのは、製造ラインを止めずに素早く正確に作業できるスキルです。

向いているのは単調作業などルーティンワークが得意な人、向いていないのは飽き性であったり変化を好む人です。

工場では生産ラインに関わる仕事の他、消耗品や機械部品の購入、製造データを集計する製造管理の仕事もあります。

工場見学に行くとわかりますが、異物混入などが絶対に起こらないよう、衛生環境には徹底した配慮がされています。

また生産効率化により商品が大量生産される様子は、非常に迫力があり圧倒されます。

品質保証

品質保証の業務内容は、工場で新製品を製造するための条件設定を行い、テスト製造から本製造に至るまでの工程管理と製品保証を担います。

その他、最終製品の理化学分析や微生物検査などの各種検査業務、消費者からのお申し出品の調査や各クライアントからの監査対応、マネジメントシステム(ISO・FSSC)の推進業務があります。

メーカーにとってマーケティングや商品開発、営業は攻めの部署ですが、品質保証部は守りの部署です。

社会的信用や商品のブランド・信頼性は命ですので、品質保証部の担う役割は重要です。

まとめ

一言で食品メーカーの仕事内容と言っても、様々な仕事があります。

その中で自分にピッタリの仕事を選び、「好き」と「得意」を活かせるとしたら、これほど幸せなことはありません。

目的に合った職種を確認したら、ぜひその仕事に就くための行動を起こしてみましょう。

食品メーカーの隠れ優良企業はこちら

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